J1ベガルタ仙台が新時代に突入した。クラブOBで6季にわたって指揮を執った渡辺晋氏(46)が、昨季限りで監督を退任。新たにJ2モンテディオ山形から木山隆之監督(47)が就任した。主力のほとんどが残留し、骨格を維持したまま大補強。未来につながる新スタイル構築と7年連続2桁順位脱却を目指す。



浜崎

◆浜崎拓磨(はまさき・たくま)1993年(平5)2月17日生まれ、大阪府出身。大阪学院大高、大阪学院大、FC大阪(JFL)、水戸を経て完全移籍。J2通算37試合1得点。5歳ぐらいでサッカーを始め、少年時代は自転車でG大阪の試合に通った。好きな言葉は「がむしゃらに泥くさく」。175センチ、70キロ。利き足は右。家族は両親、兄2人。




JFLからはい上がったシンデレラボーイ
クロスやプレースキックが持ち味

「J1というこだわりを最初は持てなかったが、大学を卒業してアマチュアでやって、もっと上を目指したいという思いが強くなった」


J2水戸でプレーした昨季は、10月までリーグ戦で出番がなかった。初出場初先発した第36節の首位柏戦で、人生初の直接FK弾。さらに1アシストし、勝利に貢献した。そこから6戦連続先発。最終節こそ欠場したが、いい流れでシーズンを終えた。

「8月ぐらいからコンディションは良かった。なかなかチャンスが来なかったけど、腐らずに意識高くやっていたので、首位相手にああいう結果を残せたのは自信になった。その自信は今も失ってない」

と言葉に力を込める。


水戸に加入するまで、JFLのFC大阪で2年プレー。1年目は練習終わりや休日に母校で高校生を指導し、2年目はサッカースクールで週5働きながら土日の試合に臨んだ。1月の天皇杯決勝で2得点に絡み、優勝に導いた神戸FW藤本憲明もJFLからのステップアップ組で、浜崎のFC大阪デビュー戦の相手だった。「JFLにもいい選手がいっぱいいるし、僕が活躍して下のカテゴリーの選手にも影響を与えたい」。ピッチで結果を残し、シンデレラストーリーを完結させる。



下のカテゴリーにもたくさん良い選手はいます!!
日本国内でもどんどんステップアップしていく選手が多くでてくるといいですね。

海外だと、他の国の下位リーグから主要リーグにステップアップはけっこうありますから。