タケ・クボのマジョルカでのレンタル生活が終わった。
昨夏すでにラ・リーガが開幕してからの入団だったが、出番を与えられるたびにアピールを続け、徐々に出場機会が増加。
再開後は、チームの中心選手として君臨するまで首脳陣とチームメイトの信頼を勝ち取った。35試合に出場し、うち先発出場が23試合。4ゴール・4アシストという数字は、十分に及第点を与えられるはずだ。
ドリブルは鋭く、パスは正確、視野が広く状況判断力も突出している。特筆すべきは、チーム随一のテクニックの持ち主ながら、その振る舞いに全くエゴイストな面がないことで、
クチョ・エルナンデス、アンテ・ブディミル、ダニ・ロドリゲス、アレハンドロ・ポソといったそれぞれタイプの異なる周囲の選手たちと軽快にパスを交換しながら、攻撃を引っ張った。
マジョルカは残念ながら1年で降格してしまったが、タケはチームの希望の星であり続けた。
タケの謙虚な姿勢は自らを顧みる際にも共通している。満足できないパフォーマンスに終わった試合の後は、真っ先に反省し、そうした日々の取り組みが成長を加速させているのは間違いない。
ただ謙虚さは日本人選手に共通して見られる傾向だ。タケが彼らと異なるのは同時に大胆さも持ち合わせている点だろう。幼少時代をバルセロナで過ごした関係で、スペイン語を流暢に操り、
スペインの生活習慣にも順応しているのはよく知られている事実だが、その経験がまた物怖じしないパーソナリティの形成を促したのだ。
だからだろう。タケはラテン的なユーモアセンスも持っており、その一面が見られたのが中断期間中にクラブが実施したクチョ・エルナンデスとのダブルでのリモートインタビューだ。
クチョはタケより2歳年上の21歳。年齢が近いこともあり、タケにとってはマジョルカでもっとも気の合うチームメイトのひとりだった。ピッチ上でもふたりのコンビネーションの高さは際立っていたが、インタビューでも仲の良さを見せつけた。
マジョルカのファンも参加したこのインタビューは、プレーステーションがどちらが上手いか、どちらが走るのが速いか、今シーズンにどちらがゴールを多く決めるか
(最終的に5点対4点でクチョに軍配)など“ライバル心”を刺激する内容で、両者は冗談も交えながら一つひとつの質問に丁寧に答えていた。
いつの間にかロッカールームの人気者に
こうしたユーモアのセンスは、他のチームメイトとの関係を構築するうえでも発揮され、いつの間にかタケはロッカールームの人気者になった。
もちろんタケがわずか1年でここまで急速に成長できたのは、10代とは思えないプロ意識の高さのおかげだ。試合前のウォームアップや練習はもちろん遠征のための移動中、ホテル内での過ごし方でもそのストイックさは垣間見えた。
ただタケを特別な存在にしているのは、ピッチ外での振る舞いにも相通じる大胆さも無関係ではないはずだ。だからこそ、外国人、あるいは年上の中に入っても堂々と振る舞うことができ、それがピッチ上での活躍にも繋がったのだ。
過去にマジョルカに在籍した大久保嘉人と家長昭博と比べて、タケのオープンな性格は決定的に違う点だ。このストイックさと大胆さを持ち続けていれば、きっと今後もスターダムを駆け上がっていくだろう。
それが1年間タケを近くで見てきたわたしの、確信にも似た予感である。
文●ブリエル・フォルテサ(アス紙マジョルカ番)
7/30(木) 5:29配信 サッカーダイジェスト
https://news.yahoo.co.jp/articles/6483a8a1c75ad22a11f04402a8ba371b4c4497d5
大久保だってオープンな性格だろ、ある意味
>>2
大久保は性格はオープンだが
言葉がわからないからなあ
>>6
そうだけど決定的に違うのは性格だったって書くのは違うよねと思った
>>12
だな。
結局は現地語を喋れるか喋れないかが一番大きい。
>>2
日本人に対してはそうだが、外国人に対しては結構人見知り。殆どの日本人と一緒。
大久保
39試合5得点6アシスト ※2年合計
久保
35試合4得点4アシスト
言うほど差があるか?
>>13
あるじゃん
大久保は2年でしょ?
>>13
大久保は2年での結果だし当時すでに24~25歳
久保はまだ19歳
全く違うだろ
>>13
大久保は普通にリーガで通用してた。
久保以前の日本人選手としては一番くらいに。
シーズン終了後、若手ベストイレブンにも選ばれもした。
しかし、リーガ初戦でいきなり削られ
骨が見えるほどの裂傷を負って、それでもプレーを続け
ゴールまでした逸話があるが、しばらくはその怪我の影響を引きずった。
さらにもちろんコミュニケーションの問題もあった。
当時の指揮官であるエクトール・クーペルが、大久保が
そのことでかなりのストレスをため込んでいたことを後述している。
そうした中で、久保と試合得点率が変わらないのだから
普通にかなりやれてたと言っていい。
久保は、19歳のMFだという点においてそれ以上ではあるが。
大久保は少なくとも1年目はそこそこ結果出したし、当時の1部残留の功労者なんだが、ここまで評価が低い理由がわからん。
言語は大きいね 野球なら個人のぷれーでいけるがサッカーは難しい
もともとの才能の違いもあるけど
>>228
宇佐美は19くらいの時バイエルン→ホッフェンと
ブンデスに行ったが、プレー面でインパクトは残せなかった。
宇佐美はコミュニケーションとメンタルの問題が大きかった。
森本も18でセリエに行ったが、こちらは怪我の問題で
期待されたほどの活躍は出来なかった。
とはいえ両名共に、複数シーズンに渡り欧州で戦力として戦ったのも事実。
それは彼らが、基本的に凄まじいまでのポテンシャルを備えていたことの証左でもある。
久保は今のところ、コミュニケーションやメンタルの問題は無く、また怪我がちという感じでもない。
そしてすでにリーガの舞台でかなりのインパクトを残している。
両名とは違うと言える。
家永はともかく大久保はシャイではないだろ
マジョルカ時代に試合後にレッドカード貰うという離れ業をやってる
4G4Aでも結果出せないって言われるのか
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